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ー訪問介護の仕事で感じるやりがいと大変さとは?ー

「訪問介護の仕事に興味があり、実際に働いている人のやりがいや大変さについて聞きたい」

「訪問介護で困ったことがあった際の対処法ってあるのかな?」

介護業界への転職を考えている方の中には、「訪問介護員は大変そう」と不安を感じている方もいるかもしれません。

しかし、訪問介護の仕事は大きなやりがいを感じられる仕事でもあります。

そこで今回の記事では、訪問介護員がやりがいを感じる瞬間と、大変だと感じる時について詳しくご紹介します。

 

訪問介護のやりがいを感じる時

 

まずは、訪問介護員として働いている方の、やりがいを感じる瞬間について紹介します。

 

人の役に立っていると実感できたとき

高齢化社会において、介護の仕事は非常に社会的意義の高い職業です。

訪問介護員は、高齢者が自宅での生活を続けられるようサポートする役割を担っており、専門的な知識と技術を活かして利用者やその家族の役に立っていると実感できる瞬間に、大きなやりがいを感じることができます。

 

利用者さん一人ひとりに寄り添ったケアができたとき

訪問介護の仕事は、利用者さん一人ひとりに寄り添ったサービスを提供しやすいという特長があります。これをやりがいと感じる人も多いです。

介護施設では、一人の介護士が複数の利用者さんを担当することが多いですが、訪問介護では、基本的に一人のヘルパーが一人の利用者さんを担当します。

利用者さんに細やかな気配りをし、寄り添ったサービスを提供できることが、訪問介護の大きなやりがいにつながります。

 

直接感謝の言葉をもらえたとき

介護の仕事では、利用者さんやそのご家族から直接感謝の言葉をいただくことが少なくありません。

「いつもありがとう」や「あなたがいてくれて助かります」といった言葉をもらうと、明日も頑張ろうという気持ちになります。
訪問介護は1対1の介護サポートを行うため、利用者さんからの感謝の言葉は特に大きな喜びとなります。

 

利用者さんが待っていてくれると感じたとき

多くの利用者さんが訪問介護員の訪問を心待ちにしています。

自分の訪問を楽しみにしてくれて、歓迎してくれるのはとても嬉しいものです。

 

新しいことを学んだとき

訪問介護の仕事には多くの学びがあり、働きながら有意義な時間を過ごせます。

新しいスキルを身につけられたときは、訪問介護員としての成長を感じ、やりがいにつながるでしょう。また、働きながら資格の勉強をし、初任者研修の上位資格を取得することで、さらに活躍の場を広げることも可能です。

 

自由で柔軟な働き方が可能

訪問介護は、自分の都合に合わせて自由に働ける職業です。
正社員やパートとしての働き方もありますが、登録ヘルパーとして働く場合、週に1時間からでも勤務が可能です。

子どもの学校の都合で午前中しか働けない場合や、週3日だけ働きたいといった希望にも柔軟に対応できます。

 

訪問介護をしんどい・大変と感じる時

 

次に、訪問介護員として働いている方が大変と感じる瞬間について紹介します。

 

肉体的な負担

訪問介護には特有の事情があり、体力的・肉体的に疲労を感じることがあります。特に、身体介護や利用者さんの自宅間の移動は、肉体的な負担が大きいと感じる方が多いです。

身体介護では、利用者さんの体を持ち上げるなどの動作で腰を痛めることがあります。

また、1日に複数の利用者さんの家を移動するため、サービス提供時間以外にも疲労が溜まりやすいです。

 

一人で訪問するため責任が伴う

訪問介護は、基本的に一人で利用者さんの住まいへ訪問し、サービスを提供します。

そのため、通所型や入所型の介護施設に比べて訪問介護員には大きな責任が伴います。

訪問先で利用者さんの体調に変化があった場合、訪問介護員が対応しなければなりません。また、利用者さんの些細な変化を見逃さず、事業所に報告して適切に対応する必要があります。

ただし、新人がいきなり一人で訪問することはありませんのでご安心ください。最初は先輩と一緒に訪問し、簡単な仕事から始めて徐々に仕事を覚え、一人で訪問できるようになるまでしっかりとサポートしてもらえます。

 

訪問介護とその他の仕事の明確な線引きが必要

訪問介護の仕事は基本的に「介護保険適用内」で行います。介護保険の適用外の業務は、訪問介護員の仕事の範囲外として明確に線引きする必要があります。

利用者さんから頼まれたことを断るのが心苦しいと感じることもあるかもしれません。しかし、後々のトラブルを避けるためにも、この線引きは重要です。

介護保険適用外の業務は、事業所によっては「自費サービス」として提供している場合もあります。この場合も、あらかじめ自費サービスであることをきちんと説明し、利用者さんに納得していただくようにしましょう。

 

訪問介護員の仕事が大変だと思ったときの対処法

 

最後に、訪問介護員として働いている方が大変と感じたときの対処法について紹介します。

 

上司に相談する

訪問介護の仕事で悩んだときは、上司や管理者、サービス提供責任者に相談しましょう。

例えば、身体介護による体への負担が大きい場合、身体介護を含まない利用者さんへの担当変更を相談するのも一つの方法です。

担当している利用者さんに関する問題は、事業所全体で共有すべき情報である場合もあります。

どんな細かいことでも上司にこまめに相談し、問題を早めに解決することが大切です。

 

働き方を変える

訪問介護員の仕事は、働き方の融通が利くのが特長です。体力的にきついと感じた場合は、勤務日数を減らすなどの調整が可能です。

自分の都合に合わせて働くことができるため、プライベートとのバランスを考えた働き方を心がけましょう。

 

自分なりのリフレッシュ法を持つ

仕事の疲労感を回復するためには、十分な休息を取ることが重要です。また、精神的な疲労を解消するためには、上手にリフレッシュすることが必要です。

趣味を持つことは良いストレス解消法ですが、美味しいものを食べる、音楽を聴く、長めに入浴するなどのちょっとしたことも効果的。ストレスを溜め込む前に、少しずつ解消する工夫をするとよいでしょう。

 

訪問介護員は大きなやりがいを感じられる仕事

訪問介護員は社会貢献度が高く、さまざまな場面で大きなやりがいを感じられる仕事です。

働く中で、時には大変だと感じることもあるでしょう。その対策として、早めに上司に相談したり、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくことが大切です。

2024.05.28